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和裁士に将来性はある?これからを生き抜く工夫も大事です

和裁士を目指すためにはファッション専門学校などに通いながら勉強することになります。その中にはどうしてもこの仕事をしたいという人もいれば、興味があるから勉強しているけれど将来性があるのか不安だという人もいるかもしれませんね。
そこで、ここでは以下のような内容についてまとめてみました。

・和服文化の現状について
・和裁士という仕事の将来性
・これからの時代を生き抜く工夫

駆け出し和裁士の人も、これから目指そうと思っている人も、新しい時代をどう生き抜いていくかを考えることはとても大事です。
ぜひとも、この記事を通して、より具体的な将来設計を行ってみてください。

■昔ほど和服を着る習慣はなくなってきている!

昔の日本人は和服を普段着として使っていました。
しかし、2018年現在、和服というものは特別な時期にだけ着るものとなって久しい状況です。そのため、和服文化は規模が小さくなっていっているというのが現状です。

和服自体はいつの時代も一定の支持を受けてはいます。
しかし、反物から和服を作るという人もそんなにいるわけではなく、和服自体も海外で製造されたものを購入する人が多いため、和裁士として成功する人はほんのひと握りとなってしまいました。

そのため、どのようにして和裁士の仕事を注目してもらうかという工夫も大事になってきています。
これから先の未来を生きる若者たちの関心を引くために、独創的なデザインの和服を仕立てるといった技術を身につけ、多くの人から依頼が来るように努力を重ねることが求められています。

■インターネットの力でエリアに囚われない働き方も!

和裁士の仕事は受注がなければ出来ません。
何代も和裁士の仕事をしてきた人の場合、これまでの人脈などによって一定の受注が確保できている場合もありますが、そうでない人は多くの人に依頼をしてもらう工夫が必要です。

インターネットの普及はそんな和裁士にとって新しい可能性の場所となっています。
遠く離れていても受発注ができるため、これまでよりもさらに広く仕事を引き受けることができます。そのため、インターネットでの知名度をあげるという工夫も大事になってきます。

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