ファッション専門学校への進路を考えている人の中には、和裁士という仕事にかなり興味があるという人もいるかもしれませんね。その場合、自分に適性があるのかどうかを知ってから進路を選びたいのではないでしょうか。
そこで、ここでは以下のような内容についてまとめてみました。
・和裁士に向いているのはどんな人?
・和裁士を続けるコツとは?
・どんな素質が求められている?
和裁士の仕事に興味があるという人は、ぜひ適性があるかどうかチェックしてみてください。
好き嫌いだけではなく向き不向きというものを知っておくことも、仕事を選ぶ上でかなり重要なポイントですよ。
■集中力の高い人に向いています
和裁士に向いている人は、まず手先が器用であるという点があげられるでしょう。繊細で正確な作業が求められているため、不器用な人には向いていない仕事です。
また、和裁の仕事は細かい作業を長時間することになります。
それも、ひとりきりで黙々とすることになるので、そうした仕事に耐えられる精神力が大事です。細かい作業に飽きてしまう人や、ひとりでいるよりも誰かと接する方が好きという人は、あまり和裁士に向いていないかもしれません。
長時間ひとりで集中して作業ができるかどうかが、和裁士としての仕事の効率にも繋がります。
ですので、適性をはかるときは自分の集中力を参考にするといいと思います。
■責任感の強さが大事です!
和裁士の仕事は責任重大です。
基本的に依頼人から預かった大切な反物を取り扱うため、失敗が許されません。
また、決められた納期までに仕事を終わらせなくてはいけないので、きっちりと正確な作業が進められるかどうかも大事です。
仕事を投げ出さず、預かった反物を大事に扱える責任感の強さこそ、和裁士に求められている素質なのです。